PDFでのXFAフォームの操作

XFAはXML Forms Architectureの略です。これは1999年にウェブフォームでの使用を目的に初めて開発された一連の独自のXML仕様であり、その後PDFでも利用可能になりました。

動的XFAフォームを標準のAcroFormに変換

動的フォームはXFAとして知られるXML仕様に基づいています。「XML Forms Architecture」です。動的XFAフォームを標準のAcroformに変換することもできます。フォームに関する情報（PDFに関する限り）は非常に曖昧で、フィールドが存在すること、プロパティ、およびJavaScriptイベントがあることを指定しますが、レンダリングは指定しません。XFAフォームのオブジェクトは、ドキュメントをロードする時に描画されます。

現在、PDFはデータとPDFフォームを統合するための2つの異なる方法をサポートしています。

• AcroForms（アクロバットフォームとも呼ばれる）は、PDF 1.2 フォーマット仕様で導入されました。

• Adobe XML Forms Architecture (XFA) フォームは、オプション機能として PDF 1.5 フォーマット仕様で導入されました。（XFA 仕様は PDF 仕様に含まれておらず、参照されているだけです。）

XFA フォームのページを抽出または操作することはできません。なぜなら、フォームの内容はアプリケーションが XFA フォームを表示またはレンダリングしようとする際に、実行時に生成されるからです。Aspose.PDF には、XFA フォームを標準的な AcroForms に変換する機能があります。

// 動的な XFA フォームを読み込む
Document document = new Document("XFAform.pdf");
// フォームフィールドのタイプを標準的な AcroForm に設定する
document.getForm().setType(FormType.Standard);
// 結果の PDF を保存する
document.save("Standard_AcroForm.pdf");