C++を介してPythonを使用してPDFのサイズを設定する

PDFファイルのサイズを設定する

Aspose.PDF for Python via C++を使用すると、PythonアプリケーションでPDFファイルのページのプロパティを読み取り、設定することができます。

次のコードスニペットは、PDFファイルを開き、Crop boxを調整することで最初のページをリサイズし(Crop boxはAdobe AcrobatでPDFドキュメントが表示される「ページ」サイズです)、変更されたドキュメントを新しいファイルに保存します。

  1. 入力ファイルからドキュメントオブジェクトを作成する

  2. document_get_pagesを使用して、ドキュメントからページコレクションを取得する

  3. page_collection_get_pageを使用して、ページコレクションから最初のページを取得します。

  4. page_get_rectangleを使用して、ページからクロップボックスの長方形を取得します。

  5. クロップボックスの新しい座標を計算します。

  6. 新しい値でクロップボックスの座標を更新します。

  7. ‘document.save’メソッドで修正されたドキュメントを出力ファイルに保存します。


    import AsposePDFPython as apCore
    import os
    import os.path

    # 現在の作業ディレクトリを取得し、"samples"ディレクトリへのパスを作成します
    dataDir = os.path.join(os.getcwd(), "samples")

    # 入力ファイルと出力ファイルのパスを作成します
    input_file = os.path.join(dataDir, "sample0.pdf")
    output_file = os.path.join(dataDir, "results", "resized_document.pdf")

    # 入力ファイルからドキュメントオブジェクトを作成します
    doc = apCore.document_create_from_file(inputFile)

    # ドキュメントからページコレクションを取得します
    pages = apCore.document_get_pages(doc)

    # ページコレクションから最初のページを取得します
    page = apCore.page_collection_get_page(pages, 1)

    # ページからクロップボックスの長方形を取得します
    crop_box = apCore.page_get_rectangle(page)

    # クロップボックスの新しい座標を計算します
    LLX = apCore.rectangle_get_LLX(crop_box) + 10
    LLY = apCore.rectangle_get_LLY(crop_box) + 10
    URX = apCore.rectangle_get_URX(crop_box) - 10
    URY = apCore.rectangle_get_URY(crop_box) - 10

    # 新しい値でクロップボックスの座標を更新します
    apCore.rectangle_set_LLX(crop_box, LLX)
    apCore.rectangle_set_LLY(crop_box, LLY)
    apCore.rectangle_set_URX(crop_box, URX)
    apCore.rectangle_set_URY(crop_box, URY)

    # 修正されたドキュメントを出力ファイルに保存します
    apCore.document_save(doc, output_file)

    # ドキュメントハンドルを閉じます
    apCore.close_handle(doc)